中国輸入のSKU・型番管理|迷わない付け方ルール完全版

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型番がバラバラで在庫が把握できない、そのお悩み

「工場から届く品番と自社の管理番号が違ってどれがどれだか分からない」「同じ商品なのにカラー違いで型番がバラバラ」「Excelの在庫表を見るたびに頭を抱える」——中国輸入や物販の現場でよくある悩みです。SKU・型番の付け方に明確なルールがないと、注文ミス・在庫誤差・返品対応の遅れなど、日々の業務すべてに支障が出ます。この記事では、実務ですぐ使えるSKU設計のルールと運用手順を具体例つきで解説します。

なぜSKU管理のルール化が必要なのか

中国輸入では、工場側の品番(工場型番)と自社で管理する品番(自社SKU)が別物になるケースがほとんどです。工場の型番をそのまま使うと、次のような問題が起こります。

  • 工場ごとに命名規則が違い、統一感がない
  • ローマ字・数字・漢字が混在して検索しにくい
  • カラーやサイズ違いを区別できない
  • 複数の工場から似た商品を仕入れると型番が衝突する

そのため、自社独自のSKUルールを最初に決めておくことが、在庫管理・受発注・クレーム対応をスムーズにする土台になります。

SKU設計の基本ルール

SKUは「意味のある短い記号の組み合わせ」で構成するのが基本です。以下の要素を組み合わせて設計すると、後から見ても分かりやすくなります。

  • 商品カテゴリコード:例)BAG=バッグ、KIT=キッチン用品
  • 仕入先コード:例)工場Aなら「A1」、工場Bなら「B2」
  • カラー・サイズコード:例)BK=ブラック、L=Lサイズ
  • 連番:同一カテゴリ内での通し番号(001、002…)

これらを組み合わせると、たとえば「BAG-A1-BK-001」のようなSKUになります。見ただけで「バッグ・仕入先A1・ブラック・1番目」と分かるため、Excelやシステムでのフィルタ・検索が格段にしやすくなります。

具体例で見るSKUの付け方

実際にOEMでトートバッグを複数カラー・複数工場から仕入れる場合を想定してみます。

  • 工場Aから仕入れるブラックのトートバッグ:BAG-A1-BK-001
  • 同じ工場Aのベージュ:BAG-A1-BE-001
  • 工場Bから仕入れる同型のブラック:BAG-B2-BK-001

この段階で「型番の末尾は必ず3桁」「カラーコードは2文字固定」など、細かいルールも決めておくと、後から商品数が増えても迷いません。

運用の手順

  1. 取り扱う商品カテゴリを洗い出し、カテゴリコード表を作る
  2. 取引先ごとに仕入先コードを割り振る(新規工場が増えたら追記)
  3. カラー・サイズなど属性コードを一覧化しておく
  4. SKU発行ルールをドキュメント化し、担当者全員が同じ基準で採番できるようにする
  5. 既存商品にも遡ってSKUを再付与し、旧型番と新SKUの対応表を残す

特に5番目の「対応表」は見落とされがちですが、工場からのインボイスや発注書に記載されている型番と、自社SKUを紐づけておかないと、後から突き合わせができなくなります。

SKU管理でよくある失敗

  • 途中でルールを変えてしまい、新旧が混在する
  • カラーコードの略し方が担当者によってバラつく(黒=BKとBLACKが混在など)
  • 桁数を統一せず、システムでのソートが崩れる
  • 工場型番とSKUの対応表を作らず、後で照合できなくなる

これらは「最初にルールを1枚のシートにまとめておく」だけでほぼ防げます。新しい担当者が入ったときにも、そのシートを見せれば同じ基準で採番できるようにしておくと安心です。

SKU管理チェックリスト

  • カテゴリコード・仕入先コード・属性コードの一覧表がある
  • SKUの桁数・区切り記号(ハイフンなど)が統一されている
  • 旧型番と新SKUの対応表を保管している
  • 新商品追加時の採番ルールをドキュメント化している
  • 工場とのやり取り(発注書・インボイス)に記載する型番の表記ルールを決めている

SKUルールは一度決めたら終わりではなく、商品数や取引先が増えるたびに見直しが必要です。四半期に一度など、定期的にコード表を棚卸しする習慣をつけておくと、管理が破綻しにくくなります。

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